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奥の細道むすびの地記念館(岐阜県大垣市)。矢立てをあきらめて図録ノートを購入

大垣市奥の細道むすびの地記念館
岐阜県大垣市船町2丁目26番地1
℡0584-84-8430
開館日 2012/04/08
訪問日 2013/12/15
谷木因邸跡地に建つ。
◇芭蕉館、先賢館
入館料有料(一般:300円、団体:150円、年間:1,000円)
開館時間午前9時~午後5時
休館日無休
(ただし、12月29日~1月3日及び展示替えの場合は休館)
◇観光・交流館
入館料 無料
開館時間午前9時~午後9時
休館日無休
(ただし、12月29日~1月3日及び展示替えの場合は休館)
◇お休み処芭蕉庵
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 奥の細道むすびの地記念館は大垣市総合福祉会館の1階にあった時に訪問済み。
2008/10/12奥の細道むすびの地記念館
↓ 大垣市総合福祉会館
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今回、たまたま大垣市に行く用事があり、都合の良いことに時間的余裕があったので昨年4月にすぐ近所に移転オープンした「大垣市奥の細道むすびの地記念館」を訪問しました。
入場料金は通常300円のところ、イベントで150円/大人1名。ラッキー。駐車場では野菜等の直売市も開催されていました。
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 館内はパンフレットでも見てもらえればわかるとおり、「芭蕉館」を中心に、大垣の歴史や文化・芸術に深い関わりのある幕末の偉人を紹介する「先賢館」、地域の観光情報や全国の芭蕉関連施設を紹介する「観光・交流館」に分かれています。
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 芭蕉関連の品々も紹介されていますが、レプリカばかりなのが残念。
食彩賓館としては「本物」が見たいのです。なので大垣藩藩老・小原鉄心の別荘「無何有荘大醒榭」を移築した建物の方に興味を持ちました。
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 観光館側にある「お休み処芭蕉庵」では地域の特産産が販売されていて、特に「矢立て」を模した筆記具が秀逸。7000円という価格と「何時使うのか」という自問により購入を断念しました。
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 記念に「図録ノート」を購入したのですが、このノートには文章の解説がついていません。余白に自分で解説を記入するというのがこのノートの製作者の意図のようです。面白いアイデアですね。
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 記念館に期待することは「ここに来たからこそ味わえる充実感」。伊賀の生家を模した記念館には「雰囲気」がありましたが、結びの地記念館には「結びの泉」がありました。
幅広く集客したいという施設側の意図は理解することができました。
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◇天皇皇后両陛下行幸記念碑
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↓ 2013/01/01記事(たまたまこの時、遭遇)
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●記念館訪問記事
2009/8/19和歌山県南方熊楠顕彰館訪問
・2010/02/06司馬遼太郎記念館で思ったこと
・2010/04/25植村直己冒険記念館(兵庫県日高町)
・2010/06/19本居宣長記念館(松阪市)
・2010/09/26長崎まちなか龍馬館とれとれ旬屋
・2011/02/05手塚治虫記念館「星新一特別展」
・2011/03/27洪庵のたいまつ司馬遼太郎記念館
・2011/05/15緒方洪庵適塾から四天王寺(大阪市)
・2012/06/09北淡震災記念公園(野島断層保存)
・2012/08/01長良川うかいミュージアム・伝承館
・2013/02/27伊賀くみひもセンター組匠の里
・2013/04/14新美南吉記念館(通算三回目)
・大垣市奥の細道むすびの地記念館